東京維新の会は、東京都内の区市町議会議員、都議会議員、衆議院東京都各選挙区の支部長、東京を拠点とする国会議員、総勢100名超で組織する、日本維新の会東京都総支部です。私たちは国政だけでなく東京の地方政治にも改革が必要だと考え、2012年から改革保守の立場で歩みを続けてきました。そして東京に新風を吹き込むべく、各議会で情報公開の徹底、効率的な都市運営、そして成長戦略の策定を通じて改革に取り組んでいます。日本維新の会創業の地である大阪での改革経験と成功体験を基に、東京でも時代に即した実効性の高い政策を提案・実行するとともに、特定の支持母体に縛られない独立した立場から、民間の視点に立ち、合理的かつ効率的な民間基準の発想で政策を立案・推進。慣例にとらわれない、多様な経歴を持つ議員たちが、既存の政治文化に疑問を投げかけ、批判に留まらない具体的な改革案を提示し実行します。
東京維新の会は、日本維新の会の理念である「自立する個人」、「自立する地域」、「自立する国家」を掲げ、多様性を尊重する社会を実現させたいと考えています。その理念を実現するために３つの特徴を有しています。1つ目、「身を切る改革」は、変化の先頭に立つ議員はその身分や待遇にはこだわらない姿勢を明確にするため議員報酬を削減し、改革の覚悟を示すことで確実に行革を進める、精神性と実行性です。２つ目、「既得権の打破」は、口利き・忖度・下話といった利権やしがらみを排し、国民のための政治・国民の手に政治を取り戻すための行動目標です。３つ目、「若い力の活用」は、次世代を担う当事者性の尊重と、次世代への責任を覚悟を持って負う人材の育成です。維新の精神とは、経験に裏打ちされた伝統を重んじつつも、時代に合わせて、寛容と中庸の精神を持って、柔軟にかつ大胆に変革に挑戦することを大切にしています。未来に向かって弛みなく改革するイノベーション・パーティー。それが東京維新の会です。
課題として提起し、目指してきた政策は3点あります。１点目は「情報公開・しがらみのない政治」です。『古い都議会をあたらしく』というスローガンで都議会第1党となった都民ファーストの会が、区長与党を長年務めた結果、皮肉にも都議会は更に閉鎖的なムラ社会へと逆行してしまいました。私たちは徹底した情報公開と透明性の確保、特に政策立案過程の可視化を通じて、真の二元代表制を確立し、都政の健全化と都民の信頼回復を実現します。２点目は「統治機構改革」です。大阪の『府市一体化』改革の経験を活かし、東京の都区制度の再構築を目指します。特別区の『不完全な自治権』問題や『多摩格差』など、現行制度の課題を直視し、ニアイズベターの理念に基づいた、真に効果的な大都市制度を構築していきます。３点目は「都市の成長戦略」です。東京都の潤沢な税収は、都の政策の成果ではなく、都民と企業の努力の結果であると認識しています。我々は、大阪が目指す革新的な取り組みや経済効果を参考にしつつ、東京の魅力や特徴に合わせた独自の成長戦略を策定・実行します。ハード面の整備だけでなく、テクノロジー、文化、人材育成など、多角的なアプローチで東京の潜在力を最大限に引き出し、持続可能な発展を実現するべく、都民の皆様とも議論を重ねてまいります。
